ロープレ・ツクレールでこっそりゲームを作っている私。
ある日、二階の自室でツクっていると、窓からゴスロリ少女が入ってきた。
少女はゲームの堕天使・ベルンハルディーネと名乗り、「この世にゲーム作者なんていない」などと言う。
彼女が言うには、人間が『ゲーム』と認識しているものは、天使から与えられた果実を人間が形にしたものにすぎないらしい。
ベルネは果実を与えられていない私を本物の作者にすると宣言し、頻繁に私の部屋を訪れるようになるが……。


『正しいゲームの作り方』『きっと正しいゲームの作り方』に続き、シリーズ第三弾。
自称「ゲームの堕天使」のゴスロリ少女が、ゲーム製作初心者の主人公にゲーム論をあれこれ語ります。

果実や兆し云々の妄言はさておき、ゲームを作る上での問題意識などについては、それなりに納得しつつ読めました。

一作目に続いて「一本道ノベルのゲーム性」という論題がやたらと出てきますが、作者さん的にこだわりのテーマなのでしょうか。

ベルネの正体が本当に堕天使だったりしたらどうしようかしらんと思いながらプレイしていましたが、事実を知ると、哀れな人でしたね。
そこまで深く傷ついて、作者としての自分を抹消して、それでもゲーム作りをやめることが出来ないのは、創作者ゆえの業なのでしょうか。

本編終了後のスコアアタックは蛇足だったような。


【DL】Free Game Classic第5回コンテスト[14] 
【HP】- 
【ジャンル】ノベル(選択肢なし) 
【プレイ時間】20分 
【ツール】吉里吉里2/KAG3