ノベルログ

フリーゲームのノベル・ADVのレビュー(感想)など

カテゴリ:シュールギャグ

オムライスにケチャップを

omukecha

家へやって来た麻奈が唐突に「マヨネーズが食べたいから買ってきて」と言い出した。
仕方なくスーパーへ向かっていると、知人の桐に会う。
桐と一緒にマヨネーズを買った帰り道、なぜかマヨラーとケチャパーの争いに巻き込まれ……。


シュールでアホなギャグ短編。

マヨネーズを愛するマヨラーと、ケチャップを愛するケチャパーの不毛な争い。
マヨネーズとケチャップのどちらがより素晴らしい調味料であるかを、少女二人が延々力説します。

我こそが真のマヨラー(or ケチャパー)である!という人は、プレイしてみても良いかも。

ところで、目玉焼きにかけるのは塩コショウでしょう、常識的に考えて。


【HP】Sulptenon>nonet~寸劇集 
【ジャンル】ADV 
【プレイ時間】10分 
【容量】2.7MB 
【ツール】吉里吉里2/KAG3
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カテゴリ: シュールギャグ 

ゆとり教育

yutori

夏も終わりかけたある日、私と友人は地元で噂の心霊スポットに出かけました。
そこには、恐ろしい“呪い”が存在したのです……。


現代社会の歪みにメスを入れた、戦慄の社会派ホラー(?)
「死ぬほど洒落にならない怖い話を集めてみない?」より、「ゆとり教育」をサウンドノベル化したもの。

読みながら「いや、それ、おかしいよね?」と思ってはいるのですが、なぜか半信半疑のまま、最後までホラーとして読んでしまう不思議。

最後まで読み終えてポカーンとしながら、ふとタイトルを見て、「あ、なるほど(笑)」と納得。

いかにもホラーらしい雰囲気と演出に流されて、すっかり騙されました。
ブラックかつシュールかつアホで笑った。

いやあ、ゆとり教育って本当に怖いですね(笑)


【HP】トラベルミン 
【ジャンル】ノベル 
【プレイ時間】3分 
【ツール】NScripter 
【容量】7MB 
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カテゴリ: ホラー・オカルト  シュールギャグ 

みみつ!

mimitsu

アイドル喫茶「すうぃーと★れもん」の看板アイドルであるヘルニャーナちゃんの頭には、正体不明のケモノ耳が生えている。
常連客の裕次郎(23)はヘルニャーナちゃんを独り占めしたくて彼女の耳の秘密を知ろうとするが、思ったよりガードが固い。
仕方なく、裕次郎は夜道でヘルニャーナちゃんを襲い、耳を無理やり触ることに……。


ギャルゲー風味のアホな短編。
エロスな展開かと思いきや、ほのぼのなオチで脱力。

全てにおいてボケっぱなしのシナリオなので、あちこちにツッコミを入れたくて仕方ないのですが、突っ込んだら負けな気もする(笑)

可愛く優しいヒロインと変質者系電波主人公の心温まるピュア・ストーリー(?)
馬鹿馬鹿しくて笑えました。


【DL】ふりーむ! 
【ジャンル】ADV(選択肢なし) 
【プレイ時間】5分 
【容量】5MB 
【ツール】LiveMaker 
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カテゴリ: シュールギャグ 

灼熱姫

試験終了まで、あと三分。
全ての問題を解き終えた森村爆美は、回答欄への記入が一問ずつズレていたことに気付く。
理不尽な現実に憤慨した爆美は、この腐りきった世界を破壊することに……。


ふるえるぞハート! 燃えつきるほどヒート!
逆ギレ女子高生が灼熱の拳で地球をぶっ壊す!

シュールでパワフルでテンポの良い爽快ゲーム。
熱を溜めながら、爆美の前に立ち塞がる敵を倒していきましょう。

相変わらずのポーン節をベースに、シンプルかつキャッチーな作りとなっており、コアなファンだけでなくライトな一般ユーザーにもお薦めできます。

個人的に連打が大の苦手なので、押しっぱなしで熱溜め出来るのは有り難かった。


【HP】ステッパーズ・ストップ 
【ジャンル】ADV 
【プレイ時間】3分 
【容量】1MB 
【備考】第12回3分ゲーコンテスト1位
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カテゴリ: シュールギャグ 

第五のホットソード、イデアバーストにまつわるこういうお戯れ第三弾!!(以下略)

タイトル
「第五のホットソード、イデアバーストにまつわるこういうお戯れ第三弾!! ~フリーゲーム・スピリット(って何よ。定義が沙漠なもんだから、神聖な土俵でどすこい出来ないだん)喪失クライシス~」


ある日突然、自分が超絶かわいいことに気付いてしまった女の子の思考飛躍ゲーム。
ストーリーは無く、ひたすら女の子の独り言が続きます。

放っておくと、「っていうか、そこまでかわいくもないし。あーつまんない」と終わってしまいますので、独り言の合間にイデアバーストを発動させ、女の子の思考を飛躍させましょう。

適切な箇所でイデアバーストを発動させることで、女の子の独り言が発展していきます。
どんどん変な方向へ暴走していく彼女の思考が笑える。

満点をとった後も、さらにオチあり。


【HP】ステッパーズ・ストップ意識録 - 雑文 - 昔 
【プレイ時間】3分 
【容量】307KB 
【ツール】Delphi 
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カテゴリ: シュールギャグ 

Sweet love

konbu

高校一年生の蘇我馬子(名前変更不可)は彼氏いない歴16年の普通の女の子。
ある朝、遅刻しそうになり慌てて走っていると、道で誰かとぶつかってしまう。
その日、馬子のクラスにやってきた転校生は、朝にぶつかった彼──鮮やかな緑色の昆布だった。
魅力的な昆布の彼に、一目惚れしてしまう馬子。
まるで少女漫画のような出会い。
少女漫画のセオリー通りなら、この後二人は……?
ドキドキな恋の予感!


海産物恋愛アドベンチャー。
馬子と昆布の王道(?)ラブストーリー。

登場する男キャラが全員、人外生物。

「よしお(かろうじて人型)」と「よしお(液体)」と「よしお(霊体)」と「よしお(天井にへばりついている何か)」に言い寄られてモテモテの馬子。
しかし、馬子の心は昆布の海野幸男くんに一直線。
二人の恋はノンストップ!

ただ一人、常識的なツッコミをして無視されている友人の美穂が哀れ。


【HP】Planetarium 
【プレイ時間】5~10分 
【ツール】LiveMaker 
【容量】2.48MB 
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カテゴリ: シュールギャグ 

おいしいコロッケをつくろう!

おいしいコロッケを作りましょう。
まず最初に何をしますか?

「1.ジャガイモをゆでる」
「2.サツマイモをゆでる」
「3.私は自分が人間なのか蝶なのかわからなくなっていた」


ブラックでシュールな電波系お料理もどきゲーム。
選択肢によって神と交信したり、ジャガイモと会話したり、『かまいたちの夜』な展開になったりします。

展開によっては(ピー)肉のメンチカツの出来上がり。
すっぺらぴっちょん。


【HP】私的似非ベジタリアンおいしいコロッケをつくろう! 
【ジャンル】ADV 
【プレイ時間】5分 
【ツール】FLASH 
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カテゴリ: シュールギャグ 

Kinoko2 -Attack of the 7senshis-

kinoko3kinoko5

姫路佳世は、ボロアパートに一人暮らしの無気力な女子高生。
ある日、学校から帰宅すると、「トリュフ男爵」と名乗る電波親父が自室に居座っていた。
彼は姫路が子供の頃に書いた物語ノートから生まれた胞子生命体だという。
同じように物語の中から七体の悪のキノコが発生して町へ散らばったらしい。
人類滅亡を目論む「七戦士ズ」を倒すため、正義のヒーローになってみないか?と姫路を勧誘してくるトリュフ男爵。
怪しさ満載の男爵から逃げて夜の町を彷徨っていた姫路は、第一の刺客に襲われ……。


第1話「王さまの心」、第2話「愛と平和」、第3話「あしたへの一歩」、第4話「はちみつ狩り」、第5話「星屑少女たち」、最終話「第七の戦士」。
一話完結式の全六話構成。

ええと、これはどういうジャンルでしょうか。
バイオレンスヒーローバトル不条理ギャグファンタジー?
今作の主人公は女子高生ですが、前作の男主人公より駄目人間っぷりが増しており、世間一般の戦う美少女ヒロインとはかけ離れた毒々しいダークヒーローとして敵を容赦なく惨殺していきます。

相変わらずマニアックなパロディネタだらけですが、今作ではフルーツバスケットやら王家の紋章やら、少女漫画ネタも入っていることが特徴でしょうか。
ドラえもん道具ネタの微妙なチョイスに笑った。

終始アホなノリで進むわりに、犬は巨大ハサミで裂かれるわ、幼女は首チョンパされるわ、はっきり言ってエグい。
ディープなパロディまみれの不条理ギャグと毒に満ちた猟奇バトル(自主規制あり)のドッキングで、一般人を退かせること間違いなし。
しかし一番エグいのは、実はモップ犬の正体かも(笑)

戦闘は乱数によるサイコロバトル。
姫路がシナリオ内で精神的ダメージを負う毎に「心毒値」という負のエネルギーが蓄積し、これによって心の武器「ハート・オブ・キング」を操って戦います。
姫路の心から毎話「無慈悲の鋏」「偽善者殺し」などの凶悪武器が生まれ、回を重ねるごとに武器を増やしてパワーアップしていきます。
武器はそれぞれ間合いによって命中率が異なりますので、敵の特性も考慮して上手く使い分けましょう。

間合いロール→武器選択→間合い修正→攻撃力・防御力振り分け→命中ロール→攻撃ロールの流れで戦闘力を算出し、これをターンごとに繰り返します。
手間は掛かりますが、付属ファイルにあるヒントを踏まえて戦えば、さほど難しくはありません。
クリア後に入手できる武器「デストロイ」によって、二周目以降のプレイでは戦闘をスキップできます。

姫路の住むボロアパートの描写に見覚えがあると思ったら、やはり『Kinoko1』の巧と同じアパートでした。
しかも、なんと隣人同士。
同じキノコ居候経験者として、しみじみと語り合う姫路と巧。
シリーズものは、こういうところが楽しいですね。
人喰い犬に食われそうになるわ、巨大キノコに握り潰されるわ、辻ボクサーに殴られるわ、前作主人公とも思えない扱いの巧が哀れ。

シリアスな場面でも主人公が茶化すので、いまいちシリアスになりきれていません。
前作でもそうだったのですが、これは作者さんの照れが混じっているのか、そういう性分なのか。
読者としては、そういう中途半端なシリアスというのは反応に困ったりもしますが。

結局、男爵が主人公に何かを残すわけでもなく、感動があるわけでもなく、ストンと終わります。
テーマ性が有るような、無いような。
主人公は成長したような、していないような。
つまるところ、どういう話だったのか?と問われると、なんとも答えにくい代物です。

製作サイトのKinokoシリーズの紹介に「ジャンルはヘタレ!」と書かれており、うん、まあ、確かに……と納得してしまう作品ではありますが、そのわりには戦闘やグラフィックや音楽など、いろいろと気合いも入っており、ヘタレの一言で片付けられるようなものでもありません。
可愛い絵に反して萌えは欠片も無く、作者さんが好き勝手に作りたいように作ったらこうなった、という感じの作品です。
こういうのも、アマチュアのゲームらしくて良いのではないでしょうか。

【HP】鉄鋼団 -Dummy Construction-
【プレイ時間】4~5時間
【容量】100MB
【ツール】NScripter
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カテゴリ: シュールギャグ  現代ファンタジー 

Kinoko1 -White Christmas?-

kinoko2

安岡巧は、ボロアパートに一人暮らしの無気力な赤貧大学生。
クリスマスを控えたある日、自室の畳に水玉模様のキノコが生えていた。
現実逃避してキノコを放っておいた巧は、翌朝、見知らぬ女の子が裸で隣に寝ているのを発見する。
彼女は巧の部屋の畳から発生したキノコ生命体だった。
世界に迫る危機を察知して生まれてきたというキノコ生命体は「マッシュ」と名乗り、危機の正体を探るため、巧の部屋に無理やり居候することに……。


マイペースなキノコ生命体と、ネガティブなツッコミ系ヘタレ主人公の不条理ギャグファンタジー。
一見ラブコメっぽいイントロですが、実際にはラブは欠片も無く、殺伐とした漫才会話が繰り広げられます。

アホらしく見える選択肢も実はエンディングに関係していたりするので要注意。
BGMは作者さんによるオリジナルで、何気に良い曲が揃っています。
ラストで「キノコ愛のテーマ」が流れた時は、不覚にもジワリときました。

小ネタが大量に仕込まれており、元ネタは漫画、アニメ、ゲーム、小説、歌、CMなどなど超多彩。
「UUUURYYYYYYYYYYYYYY」(ジョジョ)、「ボクは自動的なんだ」(ブギーポップ)あたりのポピュラーなネタはすんなり分かるとしても、
「本物の発破を持ち出しかねん」(アパッチ野球軍)あたりになると、すでにプレイヤーの理解を放棄していると見て良いのでは。
馬キャラ(実写)まで出てきて、もう何が何やら。

最初から最後まで支離滅裂な馬鹿馬鹿しいシナリオですが、ラストは姑息にもホロリとくる展開に。
このようにラストでヒロインが呆気なく消える場合、お約束としてはスタッフロール後のエピローグで主人公の元へ彼女が再び……というのが王道パターンですが、それはありませんでした。
マッシュはただ使命を果たすために生まれ、そして消えていった。
マッシュは幸せだったのでしょうか?
終始アホな話だったにもかかわらず、あのラストのせいで、なんだかいろいろ考えてしまいます。姑息な。


【HP】鉄鋼団 -Dummy Construction- 
【プレイ時間】3時間
【容量】33MB
【ツール】NScripter

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カテゴリ: シュールギャグ 

妄想くん

松永真は、おしべとめしべの話が大好きな健全な小学6年生。
今日はガールフレンドの浦木光の家へ遊びにやってきた。
メガネの似合う可愛いひかるちゃんの部屋で、モノを物色しつつ妄想しよう!


眼鏡っ娘妄想アドベンチャー。
ひかるちゃんの部屋にあるラジカセや花瓶などを左クリックすると「調べる」ことができ、右クリックすると、それをネタに「妄想」します。
選択によって内部パラメータの会話度・純愛度・不純度・趣味度・絶望度が変化し、物を5回調べるとエンディングへ。

7種類のエンディングがありますが、トゥルーエンドを見るのはなかなか難しい。
普通に会話してばかりだと単なるお友達エンドになってしまいますし、逆に妄想してばかりだと、ひかるちゃんとのコミュニケーションが成り立ちません。
適切な物を選択し、「調べる」と「妄想」をバランス良く使い分けましょう。

ぬいぐるみを見ては「まさか…コイツ…夜な夜な動き出して…ひかるちゃんにイタズラしてるんじゃないのかっ!」と妄想し、
クローゼットを見ては「ああっ、もう駄目だぁ~!小学生の僕が あまつさえ…お、お、お…ぱん…ちゅ…のことなんか想像しちゃったりしたらぁ~!」と動揺し、
好きな女の子の部屋ですっかりアッチの世界へ逝ってしまっているまことくん。

一方ひかるちゃんは、格ゲーのマニアックな知識を披露したり、ロボットアニメの話になると熱く語りだしたり、はたまた辛辣に批評したりと、いろんな意味でディープな女の子。
彼女の毒舌には、まことくんもタジタジ。

椅子でもカーテンでも妄想のネタに発展させるまことくんや、可愛い顔して暴言を吐きまくるひかるちゃんが面白く、ただあちこちをクリックするだけで楽しめました。
結構きわどい気もしますが、一応全年齢対象。
いい感じにくだらな~いバカゲー風味。


【HP】「KIMM SOFT公式ホームページ」 http://page.freett.com/kimm_soft/ 
【プレイ時間】3~5分
【容量】870KB
【ツール】System3.X

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カテゴリ: シュールギャグ